さいたま市の木製サインボード製作

小雪のみぎり、いつも格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。

(株)大忠は、この度、さいたま市より、SDGsへの貢献を目指すお仕事をお受けする機会を賜りました。
それは、木製のサインボードの製作でございます。
来年度の設置を目指し、このお仕事を通じて持続可能な開発目標への寄与を図るべく、私どもは既に準備を進めております。

伝統と革新が融合する工程:一からの製作:埼玉県産ひのき丸太から板へ

作業は、丸太から始まります。

40枚以上の板を必要とする為、まず最初に埼玉県産ひのき丸太から板を取り出す作業が必要です。
この工程は、木の質感を最大限に活かすために重要となってきます。

製材と帯鋸作業

埼玉県産ひのき丸太は皮むきされ、帯鋸(バンドソー)を用いて大まかなサイズに切り分けられます。


乾燥割れによって丸太の向きを決めます。

ここまでの作業では、サインボードの最終的な形状とサイズに合わせて、細部にわたる注意が払われます。

桟積みと乾燥:品質の保持

製材された板は、桟積みによって丁寧に積み重ねられ、自然乾燥のプロセスを経ます。
この段階では、木材の品質を保ちながら、適切な硬さと耐久性を得るために、時間と気候の管理が重要となります。

さいたま市と共に歩む:SDGsへの取り組み

この取り組みは、単なるサインボードの製作を超えた意義を持たせていただいております。
お客様であるさいたま市との連携を通じ、私どもは地域社会の持続可能な発展に寄与させていただいております。
使用する木材には、地産地消を重視し、埼玉県産のひのき丸太を採用させていただき、環境に配慮した方法で調達し、地域の自然保護にも留意しております。
また、このサインボードは、市民の皆様にとっての目印となり、地域のアイデンティティを形成する重要な役割を担わせていただきます。
SDGsの目標、特に「持続可能な都市とコミュニティを実現する」ことへの寄与は、私どもの社会的責任の一環として捉えております。

(株)大忠では、伝統的な技術と最新の技術を融合させ、この特別なサインボードを製作させていただいております。
私どもの工程の一つ一つには、品質へのこだわりと、地域社会への貢献が込められております。
完成までの道のりを、ぜひ皆様と共に歩ませていただきたいと存じます。